Glossary
断熱・気密・換気の用語
断熱・気密は数値で語れる分野です。等級やUA値・C値の意味がわかると、各社の「高断熱」という言葉を同じ物差しで比較できるようになります。
この分野の用語(11語)
- 断熱等性能等級
- 住宅の断熱性能を1〜7で示す等級。2022年に等級6・7が新設され、等級7が最高。数字が大きいほど冷暖房エネルギーが少なく済む。
- UA値(外皮平均熱貫流率)
- 家全体から熱がどれだけ逃げやすいかを示す数値(W/㎡K)。小さいほど高断熱。断熱等級の判定に使われる設計値。
- C値(相当隙間面積)
- 家全体の隙間の合計を延床面積で割った気密性能の数値(c㎡/㎡)。小さいほど高気密。図面ではなく現場での実測でしか得られない。
- 実務ひとこと:「1棟ごとに気密測定をしているか」は施工品質を見分ける実務的な質問です。
- HEAT20(G1・G2・G3)
- 研究者・実務者団体による断熱の民間グレード。国の基準より厳しく、G2は断熱等級6、G3は等級7にほぼ対応する。
- トリプルガラス
- ガラス3枚と2つの中空層で構成された窓ガラス。ペアガラスより断熱性が高く、結露や窓際の寒さを抑える。
- 樹脂サッシ
- 熱を伝えにくい樹脂製の窓枠。アルミの約1/1000の熱伝導率で、窓の断熱・結露対策の要になる。
- 充填断熱・外張り断熱
- 柱の間に断熱材を入れるのが充填断熱、構造体の外側を包むのが外張り断熱。併用(付加断熱)で高い等級を狙う。
- 現場発泡ウレタン
- 現場で吹き付けて発泡させる断熱材。複雑な形状にも隙間なく密着し、断熱と気密を同時に確保しやすい。
- 全熱交換型換気(第一種換気)
- 排気する空気から熱と湿度を回収し、新鮮な外気に移してから取り込む24時間換気。換気による冷暖房ロスを大幅に減らす。
- ヒートショック
- 急な温度差で血圧が大きく変動し、心臓や血管に負担がかかる現象。家全体の断熱と暖房計画が最大の予防策。
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